サンクラ

と音波



音波がどうしても素直になれない性格だから、サンクラは乱暴な行動を取ることになる。

音波のやせ我慢も、欲がなさすぎなとこもサンクラは理解してる。

お前はもっと欲しがっていいんだぜ！ってサンクラはまず自分を音波さんに与えることにする。

音波にもっと色々与えたいサンクラ。音波がいらないって言っても無理矢理与えるサンクラ。



音波が顔には出さないけど自分の事が好きと知って、だんだん情が湧いてきて観察してる内に音波の内面がわかってきて面倒見ちゃうサンクラ。



どうやったらあいつ、もっと欲しがってくれるんだろうって考えるサンクラ。

音波さん不器用だから自分の好きなものが何かわからない。長いこと頭の中仕事でいっぱいだった。



好き…？

敵の悲鳴が好きだ…俺がデ軍を忘れないためにはアレが必要だ…

最近、平和な事ばかりでデ軍がなんのためにあるのか…俺が何のためにいるのか、忘れそうになる…不安…だ

戦争が終わったら…デ軍が…俺の前からメガトロンがいなくなったら俺はどうすればいい？

サンクラ: お前は戦争の中に長く身を置き過ぎた、疲れてるんだ…

音波:俺は平穏が恐ろしい…

サンクラ:俺がいるじゃねえか、世界が平穏になっても、俺はお前の側にいる



音波:メガトロン様がいる戦争と、お前がいる平穏を天秤にかけている。どちらも大切過ぎて、俺に選ぶことはできない。

サンクラ:(すべてを受け止めて笑う)



光波:お前は都合がいい……サウンドウェーブを慰めるのに。お前の性格なら適任だ。

サンクラ:(怒)

[0回]